カメラで写真を撮影するうえで欠かせないのが「カメラの設定」です。

この設定で写真の写りが大きく左右されるといっても過言ではありません。
しかし、カメラの扱いに慣れていない初心者の方は、設定と聞けば難しそうなイルージを持ちがちですが実際にはそれほど難しいものではないのです。

基本的にカメラにはいくつかの撮影モードがあり、撮影モード別の設定方法を理解しておくことで上手で綺麗な写真が撮影できるようになります。

そこで今回は、カメラの撮影モードの基本的な特徴などをご紹介します。

カメラの設定で写真は大きく違う!

カメラの設定で写真は大きく違う!
カメラの設定の一つに「ホワイトバランス」があり、この設定で写真は大きく左右します。
ホワイトバランスとは、一言でいえば微妙な色合いをコントロールする設定です。

カメラは被写体をありのままに撮るため自分が撮りたい写真と色合いが微妙に違うこともあり得ます。このようなときに色合いをホワイトバランスでコントロールするのです。

また、写真は単にカメラで撮ればいいというものではありません。
ホワイトバランスのコントロール以外に、影のでき方や光の当たり方なども把握しておく必要があります。

初心者の方もカメラの取り扱いに慣れてくれば一眼レフが欲しくなると思います。
その一眼レフカメラで撮りたい被写体を自分が撮りたいように撮るためには、ホワイトバランスの設定を理解することが重要になります。

なお、ホワイトバランスの設定方法については、カメラに付属されている取扱説明書などで紹介されているため参考にしてください。

カメラの撮影モードの基本的な特徴を簡単解説

カメラの撮影モードの設定方法を簡単解説
カメラ初心者の方でも自分がイメージするような写真を撮るためには、カメラの撮影モードの設定方法をマスターする必要があります。

ここでは、カメラの撮影モードの基本的な設定方法をご紹介します。

フルオートモード(AUTO)

フルオートモード(AUTO)は、写真を撮影するとき全てカメラが設定してくれるモードです。
シャッターを押すのみで、きれいな写真を撮るための色合いや露出などをカメラが全自動で設定してくれるのでカメラ初心者の方には最適です。

カメラに慣れるまではフルオートモードで撮りながら、写真の構図や被写体のピント合わせなどの練習をするのがおすすめです。なお、フルオートモードと一言でいっても、被写体に合わせて色合いや照度を補正してくれるモードもあるので色々なシーンを撮ってみましょう。

しかし、明るさがちょっと足りないときはフラッシュが自動的に作動したり色合いなどが変更できなかったりするなど表現できる幅は限られます。基本的にフルオートモードは気軽に写真を撮影したいときに利用するモードになります。

プログラムオートモード(P)

プログラムオートモード(P)は、初心者の方では設定するのが難しいシャッタースピードと絞り値を自動的に設定してくれるモードです。

ただし、上記のフルオートモードとは違い自由にホワイトバランスやISO感度などの設定は可能。なお、ISO感度を変更することによって、シャッタースピードや絞り値がどのようになるかを把握しておく必要があります。

絞り優先モード(A)

絞り優先モード(A)は、自由に絞り値やホワイトバランス、ISO感度の設定ができるモードです。
ただし、露出に関してはカメラが最も適したシャッタースピードを決定してくれます。

絞り優先モードは自分で写真のボケの程度を決められるので、特にポートレートなどを撮影ときにはおすすめです。フルオートやプログラムオートで撮れるようになった方は、絞り優先モードでも撮る練習をしてみましょう。

シャッタースピード優先モード(S)

シャッタースピード優先モード(S)は、自由にシャッタースピードやホワイトバランス、ISO感度の設定ができるモードです。また、露出についてはカメラが最も適した絞り値を決定してくれます。

動きがある被写体を綺麗に撮影したいときにおすすめ。また、手ブレで困っている方もシャッタースピード優先モードはおすすめです。

マニュアルモード(M)

マニュアルモード(M)は、自分で全ての設定ができるモードです。
マニュアルモードに慣れてくれば、他のモードはほとんど使わなくなるでしょう。。

ただし、自分がイメージするような写真を撮るためにはやはり細かな設定が求められるので、慣れるまでには数多くの写真を撮影して経験を積むことが大切です。

以上、5つの撮影モードの基本的に設定方法を理解していれば、確実に上手な綺麗な写真が撮影できるようになります。当然、設定はお使いのカメラで異なるので最初は説明書で確認しながら確実に行いましょう。

まとめ

今回はカメラの設定についてお話してきました。
カメラの設定の一つとしてホワイトバランスがありますが、この設定をコントロールすることによって写真の色合いは大きく違ってきます。

また、カメラの撮影モードの設定方法としては、

  • フルオートモード(AUTO)
  • プログラムオートモード(P)
  • 絞り優先モード(A)
  • シャッタースピード優先モード(S)
  • マニュアルモード(M)

があります。

初心者は自分でカメラを設定するのは大変かもしれませんが、カメラの設定で写真は大きく違うため、カメラの撮影モードの設定方法をマスターして自分がイメージするような写真を撮っていきましょう。