カメラで写真を撮るとき、誰でも綺麗な写真を撮りたいですよね。
購入してからしばらくは綺麗な写真が撮れるものですが、カメラのお手入れをしていないと次第に写りが悪くなってしまいます。中には、せっかく購入した大切なカメラなのに、一切お手入れしていないという方もいるのではないでしょうか?
「カメラのお手入れ方法が分からない?」
「カメラのお手入れに必要なものがあるのか?」など基本的なことが分からない人もいますよね。
そこでこの記事では、カメラのお手入れの大切さをお話しして、お手入れに必要なものや一眼レフカメラを例に本体とレンズのお手入れ方法を簡潔にご紹介します。
カメラの寿命はお手入れ次第!
カメラには、一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)といった種類があります。
いずれのカメラも、ボディの中には光学センサーが搭載され、パソコンなどと同じように精密電子機器に分類されます。さらに、レンズもとても繊細な部分になり、定期的にお手入れしないと様々な要因で劣化が進み、写真自体の写りが悪くなってしまいます。
つまり、カメラの寿命はお手入れ次第ということです。
中でもカメラは「カビ」に弱いことで知られているので、湿気が多い5月~7月の梅雨の時期は小まめなお手入れが大切になります。
特に一眼レフ、デジタル一眼レフなど高級なカメラでのお手入れの大切さは言うまでもありませんよね。
カメラのお手入れに必要なもの
そこで、実際にカメラのお手入れをするとき、普通のティッシュペーパーでレンズを拭くのはNGです。
普通のティッシュペーパーにはホコリや小さなゴミが付着しており、レンズを拭くと傷が入ってしまう可能性があります。
基本的にカメラのお手入れには専用の道具があるので、一眼レフなど高価なカメラを購入する方は合わせて揃えるようにしましょう。ここからは、一般的にカメラのお手入れに必要なものをご紹介します。
➀ブロワー
ブロワーとは、カメラのボディやレンズの隙間などに溜まった微細なゴミやホコリを空気で吹き飛ばす道具です。カメラのお手入れでは必須のアイテムになります。
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このような形状の道具で、ご紹介したAmazonなどのECサイトで1,000円~2,000円程度で購入できます。
➁レンズ用クリーニングペーパー
カメラのレンズの汚れには専用のクリーニングペーパーを使います。
クリーニングペーパーには、ドライとウェットタイプの2種類ありますがウェットタイプの方がおすすめです。
こちらもAmazonなどのECサイトを利用すれば1,000円以下で購入できます。
➂レンズクリーニングペン
レンズクリーニングペンは上のクリーニングペーパーで落とせなかった指紋や小さな汚れを落とすアイテムになります。刷毛も付いて持ち運びできるので、外出先で写真を撮影したあと汚れを落としたいときにとても便利です。
(出典:Amazon|HAKUBA メンテナンス用品 レンズペン3 価格:1,719円)
このように、刷毛とブラシがセットになっているので、微細なゴミやホコリを落としてレンズの汚れを綺麗に落とすことができます。AmazonなどのECサイトを利用すれば、2,000円程度で購入できます。
以上がカメラのお手入れに必要なアイテムになりますがセット販売もあるので、特に一眼レフなど高価なカメラを購入するときは合わせて揃えるようにしましょう。
一眼レフカメラの本体とレンズのお手入れ方法
カメラのお手入れに必要なものを紹介しましたが、ここからは一眼レフカメラを例にして本体とレンズのお手入れ方法を簡単にご紹介していきます。
カメラ本体のお手入れ方法
まずはカメラ本体のお手入れを行いますが、その際、カメラの内部の部品に絶対に触らないようにして下さい。万一部品に指などが触れると故障の原因になるので、内部に関してはブロワーでホコリやゴミを吹き飛ばす程度にしておきましょう。
- ブロワーを使ってカメラ本体に溜まった汚れを吹き飛ばす(特に凹凸部は念入りに)
- 大きな汚れが落ちたら、クリーニングペーパーでボディ全体を拭く
このように、基本的にボディに溜まった汚れを吹き飛ばしてから拭いて綺麗にするお手入れを定期的に行います。
レンズのお手入れ方法
レンズにはレンズ前のガラス面(前玉)とレンズ後のガラス面(後玉)があるので、外観を含めて3ヶ所の汚れを落としていきます。手順はカメラ本体とほぼ同じです。
- ブロワーを使ってレンズに溜まった汚れを吹き飛ばす
- レンズ外観をクリーニングペーパーで拭く
- レンズ前のガラス面(前玉)とレンズ後のガラス面(後玉)をクリーニングペーパーとレンズクリーニングペンで拭く
このように、ブロワーで大きな汚れを吹き飛ばしてクリーニングペーパーで汚れを拭き取りますが、レンズは傷が入りやすいので拭き取るときはあまり強く擦らないようにしましょう。
基本的にカメラのお手入れといってもそれほど手間のかかる作業ではないので、定期的にお手入れすることで綺麗な写真を持続して撮ることができます。
まとめ
今回はカメラのお手入れ方法をご紹介しましたが、定期的なお手入れが大切です。
お手入れにはブロワーなどのアイテムが必要になりますが、いずれもECサイトを利用すれば1,000円~2,000円程度で購入できます。
カメラの寿命はお手入れ次第なので、一眼レフカメラなど高価なカメラを購入するときはお手入れセットも合わせて揃えて、屋外で写真を撮影したときはもちろん、使っていないときも定期的にお手入れするようにしましょう。